iモード事件
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定価 : \480
販売元 : 角川書店
発売日 : 2001/07/01 |
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商品名 |
納期 |
| \480 |
iモード事件 |
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どこがイノヴェーターなのでしょう? |
筆者は有能なネゴシエーターである。
ただそれだけ。
大きな企業ならそれなりに優秀でモチベーションの高い人間もいるだろうから、
あとはタクトを振る指揮者の技量だといえばその通りだ。
だったら、そう書けばいいのに、
ベンチャーを目指すひとのバイブルというようなコピーを打つのは反則だと思う。
大企業のなかで官僚主義的なシステムで勝ち残って行きたいひとには良い教本かもしれないが、ホントの刷新を求めるひとにはちっとも参考にならない。著者が随所に挟む自慢話にも辟易です。
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信じて貫ききれるかが問題 |
i-modeの開発に携わった一人である著者のプロジェクト回想録。初期メンバーを「七人の侍」に見立てて、それぞれのキャラクターを巧みに描いている。
これを読むと思うが、まったく新しいことを大きな組織でやろうと思うと、意図するとせざるとに関わらず、様々な横槍が入ってくるものだと思う。それまで存在しないサービスはリスクが高く、ましてや、実績や前例などというものは存在しない。そういう仕事をやり遂げるには、独創的な発想ができる人物も必要かもしれないが、様々な横槍を防いでくれる盾のような人材がもっとも必要なのではないかと改めて感じた。そういう人の元で自由に仕事ができるというのは、とても幸せなことだと思う。
ただ、著者自身の仕事や想いが文章から率直に感じられないことが少し残念。コンサルティング会社の人間に対する複雑な想いが散見されるが、いろいろと事情があるのか、きっぱりすっきりとは書かれていない。おそらく、散々衝突したことと思うが、そのあたりの経緯も教えて欲しかった。
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i モードの生い立ちを |
小説のようなビジネス書。
元リクルートの著者、松永真理さんが「とらばーゆ」編集長の経験を生かし、全く違う社風のドコモでiモードを立ち上げていく過程が、著者の視線で書かれた本。
ビジネス書という面より、実話に基づいた小説として読む感覚でした。
大企業ドコモといえど、iモードが認知されるのに相当苦戦したことが良く分かりました。
個人的には、「社長失格」を読んだ事があったので、ハイパーリンクでも活躍していた元同社副社長の夏野さんが、この本にも登場してきたのが面白かったです。
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私のお手本 |
42歳で「とらばーゆ」編集長からNTTドコモにとらばーゆしたiモードの産みの親のひとり、松永真理さんが明かす、メガヒットの舞台裏。
笑いあり、涙ありの展開は、まるでドラマのよう。
「私はいままで陽のあたるところに行こうとしたことはないのよ。行ったところを陽に当たるようにしようと頑張ってきたのよ」
「『わかってくれない』のなら『わかってもらう』までだ」
彼女の言葉のひとつひとつがとても力強く、時に私を励ましてくれる。
人とのつながり方、意志の伝え方、そして去り方。
強く、やさしく、ひょうきんで・・
そしてすがすがしい。
仕事の、そして人生のお手本になる一冊です。
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働くことの意味について考えさせられた |
☆4.5個
雑誌編集者であった著者の語り口は実に軽妙で読み手を飽きさせず、
最後までスーッと読めてしまう。
iモード成功の秘密がこの本によってすべて分かるとはとても思えないが、
松永真理という女性の目を通して一つの角度から定点観測で見ることができる。
『iモード事件』は女性はもちろん男性も「働くことの意味」について、
考えてみるきっかけになる本だと思う。
特にマタニティー・ブルーの章での虚脱感は、
何か一つの大仕事をやり遂げた時に誰もが感じる充実感の裏返しで、
次への成長の糧である。
我々は一生の間に何度この貴重な感覚を味わえるだろうか?